相続したり、住まなくなったりで、個人で管理するのが大変な方、お客様の代わりに資産をお守りし、新しい価値を地域にもたらします。
人の住んでいない家は劣化も早く、建物の価値が下がってしまいます。将来の選択肢を残すためにも、空き家を大切に管理することが大切です。
空き家対策強化へ「空家対策特別措置法改正案」成立
全国で増加を続ける「空き家」の新たな対策として、状態が悪化する前段階からの適切な管理の確保や、状態が悪化した「特定空き家」の除却等を円滑化すること等を盛り込んだ「空家対策特別措置法」の改正案が国会で可決・成立しました。
これにより、今までは固定資産税を安く抑えていた空き家でも、住宅用地の特例措置が適用されず、一気に固定資産税が6倍になる見込みです。
居住目的のない空き家を巡っては現在、放置すれば倒壊等の危険性が高く周囲に悪影響を及ぼす空き家を「特定空き家」に指定し、行政による除去等の強制執行や修繕等の指導・勧告を行うことが可能です。
しかし、空き家の数はこの20年で2倍近くまで増えており、今後もさらなる増加が見込まれています。現状では、既に状態が悪化した「特定空き家」となってからの対応が中心であるため、改正案では、最悪な状態まで悪化していないが今後放置すれば「特定空き家」となり得る空き家を「管理不全空き家」として指定し、固定資産税を減額する住宅用地特例の適用解除が行えるようになります。
空き家管理サービス
お客さまの代わりに空き家の点検や管理作業を行います。また、ご希望のお客さまに対しては不動産活用のコンサルティングも行います。
具体的管理サービスは以下のように様々です。お客様のご都合に合わせてご相談ください。また、LINEによる外観の目視確認・写真でのリアルタイムな報告の様な簡易的なサービスもお受けします。
有人巡回
塀、外壁などの破損、落書きの有無、劣化状況などを確認します。
通水
各所水道栓の通水を行い、悪臭の発生を抑制します。
ポスト整理
投函物の回収や整理を行い、宛名記載のあるものは月に1度にまとめてお客さまへ転送します。
通風・換気
雨戸、窓、室内ドア、収納扉などを開けて通風、換気を行い、湿気やカビを防止します。
庭・庭木確認
ゴミの不法投棄、枝や落ち葉の敷地外へのはみ出し、雑草の状況などの確認をします。
簡易清掃
室内各所の簡易清掃、雨漏り有無の確認をします。
巡回報告
巡回結果をメールで報告します。報告書とともに、不動産市況や関連情報をお届けします。
不動産活用コンサルティング
ご要望に応じて売却、賃貸など、不動産に関する各種ご相談に応じます。
- Q.なぜ、空き家が増えているの?
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空き家の発生原因は、居住者の死亡や転居、実家を相続した子などが居住しないなど様々です。また、生まれ育った家に愛着があるため売却をためらったり、将来親族の誰かが使うのではないかと考えたり、他人が住むことに対する抵抗感があって賃貸にも出さなかったりして、居住可能な住宅であるにもかかわらず、結果的に空き家になってしまうケースが見受けられます。
- Q.空き家のデメリットとは?
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空き家は、所有している自分たちだけの問題ではなく、近隣にも大きな影響を与える存在となります。
「そのうちどうにかしよう」と考えて放置していると、家屋の状態が悪くなり、近隣に迷惑をかけてしまいます。どのような事情であれ、空き家の所有者にはきちんと管理する責任があります。
●近隣住民に迷惑をかけます
●罰則が適用されることがあります
●税金の負担が増えます
- Q.空き家を放置しないためには?
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空き家を発生させたり放置したりしないためには、空き家を「売る」「貸す」「使う」「解体する」などの方針を決め、方針に合ったサービスなどを活用して実行に移すことが重要です。
例えば、「売る」「貸す」のであれば、まずは不動産業者などに相談。今後「使う」のであれば「空き家をリフォームする」「空き家の管理サービスを利用する」など、目的に応じて様々な方法が考えられます。